Word 表示モードとは?
Wordを利用して文書作成を行う前に、覚えておくと便利な知識について学習しましょう。
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表示モードとは?
表示モードの種類について
Wordには、表示モード 機能という用途に応じて文書の編集画面を切り替えられる機能があります。
表示モードは5種類用意されています。編集する文書の種類や作業内容などに合わせて適切な表示モードを選択して、効率よく編集作業をすすめましょう。
■操作方法は下記のとおりです。
- [表示]タブ→[文書の表示]から各表示モードをクリックします。
《Word2013》
《Word2010》
表示モードの特徴について
《表示モードの種類とその特徴》
表示モードの種類 | 特 徴 |
---|---|
閲覧モード | 文書をより読みやすくすることを目的としている編集画面です。表示用の文字のサイズは、文書内のフォントサイズに影響を与えずに、簡単に拡大や縮小ができます。文書を印刷しないでディスプレイ上で快適に閲覧する場合に利用します。 |
印刷レイアウト | Wordを開いたときに出てくる通常の編集画面です。文字列や図形などのオブジェクトを印刷時と同じレイアウトで表示するモードです。正確なレイアウトが把握できるので、段組みや図形描画などの機能を使って文書をレイアウトしたり、ヘッダーやフッター画面を編集する場合に利用します。 |
Webレイアウト | 文書をブラウザーで表示したときのイメージで表示する編集画面です。Webページを作成する場合に利用します。文書の背景画像が表示されて、文字列がウィンドウのサイズに合わせて折り返されて表示されます。また、文書に横長の表がある場合にはこの表示モードが適しています。 |
アウトライン | 文書を見出し単位で折りたたんで表示する編集画面です。文書の見出しを使って項目を階層的に表示することができるので、長文の文書の構成全体を確認したり、文書内の項目の順番を並び替えたりする場合に利用します。 |
下書き | ページのレイアウトを簡略化して表示するモードです。イラストや図形が省略されるので、編集する文書がテキスト中心で複雑なレイアウトをする必要がない場合に利用します。 特に、長文の論文・レポートなど、文章そのものが主役となる文書では、下書きモードで文章を入力し、推敲し、内容を練っていく場合に利用すると便利です。 |
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