封筒に宛名を印刷する方法（縦書き）

Wordでは封筒に宛名を印刷することができます。あらかじめExcelなどで住所録を作成しておくと便利です。差し込み印刷機能と横書きテキストボックスを使うと、封筒の書式が縦書きの封筒宛名印刷のレイアウトを作成することができます。

今回は、「長形４号（幅90mm×高さ205mm）」の封筒サイズに、宛先と差出人の住所を印刷をしてみましょう。

■操作方法は下記のとおりです。

文字列の方向を設定します。
１．[ページレイアウト]タブ→[ページ設定]から[文字列の方向]→[縦書き]をクリックします。

続けて封筒の用紙を設定します。
２．[ページレイアウト]タブ→[ページ設定]の矢印マークをクリックします。

３．[ページ設定]ダイアログボックスが表示されます。
４．[用紙サイズ]から「長形４号」または「サイズを指定」を選択し、幅90mm×高さ205mmであることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

封筒に表示する住所録を指定します。
５．[差し込み文書]タブ→[差し込み印刷の開始]から[宛先の選択▼]→[既存のリストを使用]をクリックします。

６．[データファイルの選択]ダイアログボックスが表示されます。
７．使用する住所録ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
※この操作後、[差し込み文書]でグレーアウトしていた機能が利用できるようになります。

続けて封筒に表示するフィールドを指定します。
８．[差し込み文書]タブ→[文章入力とフィールドの挿入]から[差し込みフィールドの挿入▼]→封筒に表示するフィールドをクリックします。（下図では「郵便番号」「住所」「会社名」「氏名」）

郵便番号が縦書き表示になるので、縦書きに変更します。
９．郵便番号フィールドを切り取ります。
１０．横書きテキストボックスを作成し、切り取った郵便番号フィールドをテキストボックスに貼り付けます。

１１．各フィールドの位置関係やフォントサイズなどを調整します。
１２．プレビューを確認します。[差し込み文書]タブ→[結果のプレビュー]から[結果のプレビュー]をクリックします。

《操作結果》
封筒宛名印刷（縦書き）のレイアウトが完成しました。

印刷を行う場合は、[差し込み文書]タブ→[完了]から[完了と差し込み]→[文書の印刷]をクリックします。